
神様と人間の結婚と性愛という核心 問題
結婚と性愛を中心とする夫婦生活は人生における幸福の中核をなすものです。
み言にも地上生活を終えて霊界に行くときの最大の思い出は夫婦の愛の関係だとあります。
夫とそのようにむつまじく暮らして、死ぬ時には何を考えるかと言えば、いつも愛の器官を考えるようになるのです。彼の顔、キスを考えるようになるのです。あの霊界に行って残る記憶というのは、愛する夫、妻とキスして愛し合う、その生殖器を合わせた、それ以外にはないというのです。それをつかんで、キスしながら死んでいきたいですか。
「人間の生と霊魂の世界」 四 天国に入る秘訣 5.夫婦愛が愛の理想の中心の花
これほどまでに喜びをもたらす結婚と性愛の根源は神様です。
私たちは神様のことを天の父母様と呼んでいますが、父母とは結婚して夫婦となり子女をもうけた存在です。天の父と天の母という夫婦が一つになったお方です。
天の父と天の母は内的には結婚されており、夫婦の愛があり、性愛があるのです。
神様は、見えない内的なアダムの位置にいらっしゃり、また見えない内的なエバの位置にいらっしゃいます。アダムは、人類の前において、内的なお父様に侍る実体の父として立とうというのであり、またエバは、内的な母の神様に侍る実体の母として立とうというのです。このようにして縦的な基準から横的基盤へ拡大させようというのです。
「宇宙の根本」第二章 人間想像と愛の理想の完成 三 神人一体と愛の理想完成 2 神人愛理想の根本原理 ③ 真の血統の根は神様
霊界に行けば、天のお父様だけがいるのではなく、天のお母様がいるのです。父と母がいなくて生命体が出てくることができますか。そのような父母のように、アダムとエバの背後には、分かれて出ていた神様が一つになっています。
第7編 地上生活と霊界 第二章 霊界はどのような所か 第二節 霊人の生活 22 1977.1.1
人間は神様の体(形状)として創造されています。神様が人間を創造された中心的な目的は、神様が人間の体をまとわれるということです。
そして天の父母様は人間をいう体を着て夫婦で性愛の喜びを味わわれます。人間はこの強烈な喜びの世界に同参するのです。
このように本然の性愛は神様が主体であり、絶対なので絶対性なのです。
男女が互いに愛し合う時、「ああ、電気が通じる」と言います。その時、生じる電気は天使長から始まるもので、単細胞的なものです。本然の世界で生じる愛の電気は宇宙的な愛の稲妻で、強度において数千倍を越えるだけでなく、人体の各器官の細胞が動く音も雷の音と同じです。本然の世界において真の愛で愛し合う男女は、愛の稲妻が出会う接触点に向かって総力を結集しなければ神様と出会えない、というのが愛の原理観です。
「真の愛」第二章 愛の実際 五 性愛 1 性は愛の本宮、天の至聖所
神様と人間の結婚と性愛という核心に関する3つの絶対性論には次の内容があります。