責任分担の捉え間違いによる悲劇
2024.12.14
先週アップしました信仰生活の空回りに関する内容を今週はさらに深めることができました。天心苑祈祷会で祈ると毎日のように内容が与えられました。それだけ重要な内容だから起こる現象だと感じます。
信仰の根幹にかかわる内容だと思います。これをお読みになってご確認ください。
12/8 日曜日
・真の父母様というエンジンに確実に連結するための正しい考え方
原理的思考において一番重要な観点の一つが、復帰は蕩減復帰以外にはないとい観点です。御父母様が何度も強調されている観点ですが、私たちにその考え方が身についているとは言えません。
例えば、日本における私たちに対する迫害問題、韓国における大統領弾劾問題などについて食口の中でも様々な分析が行われています。しかし残念ながら蕩減の観点が抜けているように感じます。何の蕩減がかかってそのようなことが起こるのかという観点です。そしてそのすべてについては神様と真の父母様以外にはわかる人はいないのです。これが、私たちが最重視すべき観点だと思います。
また、家庭内、教会内の問題においても立体的にとらえる必要があります。
例えば夫婦関係、親子関係が思わしくない時、自分で原因を探ることはできますが、すべてが分かるわけではありません。教会内での人間関係でも同様です。立体的な原因は自分たちで知ることは不可能です。
天はすべてを準備しておられるので問題を解決するのは自分の責任だと考えているととんでもなく大変な道を行くことになります。夫がみ言を十分に受け入れてくれない、夫婦間で深い心情交流ができない、慕わしい思いが湧かず裁いてしまう。子供が教会につながらない、非原理に引っ張れてしまうなどの問題は身近なだけに深刻です。
こういった国家次元の問題から教会次元、家庭次元の問題に至るまで自分たちの責任分担として処理するのが当然だと考える傾向にあります。そして努力するのですが自力でしようとすると上手くいかないことの方が多く、落胆が増えます。またそれが続くと不安が付きまといます。このような精神環境では絶対善霊は協助しにくいのです。反対に悪の勢力が相対基準を合わせてやってきます。運勢を失い、努力しても報われない日々を過ごします。平安と安らぎの日々ではなくなりマイナスのスパイラルに陥り悪の勢力の餌食になっていきます。
すべてを蕩減復帰の観点で立体的にとらえる必要があります。
家庭内での夫婦関係や親子関係に問題がある場合、自分と夫、自分と妻の間に蕩減があるということです。また、親と子の間に蕩減があるということです。様々の理由が積み重なって不和が生まれていることも確かですが、私たちで知りえない歴史的蕩減もあります。また、自分と他の人との間に蕩減があるということです。今回の日本や韓国の問題は国家次元の蕩減があるということです。考えられる原因の他にも霊界に行かないと分からない原因もあります。復帰は蕩減復帰しかありません。問題はどうやって蕩減復帰するかということです。これを自分でしようとすると莫大な精誠が必要になります。
既に述べましたように真の父母様は、個人から家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙のすべての蕩減条件を立て終わっておられるということです。ですから私たちが自分でする必要はないのです。また、できるはずもないのです。
個人における様々な具体的な問題、一つ一つの家庭内の夫婦関係や親子関係に存在する蕩減条件もすべて真の父母様による清算は終わっています。国家における蕩減条件も真の父母様による清算は終わっています。真の父母様の勝利圏というのは観念的ではなく具体的です。
個人から世界、天宙に至るまで蕩減の存在する状態から本然に復帰するためのすべての蕩減条件を立ててくださっているのです。真の父母様が勝利されたというのはそういうことです。
それを信じているかいないかで結果は全く違ってくるのです。
具体的に言えば、個人の肉体的、精神的問題、夫と妻の間の不和が解消するために蕩減はすべて清算済みです。親子の葛藤が解消するために蕩減はすべて清算済みです。国家的、世界的問題も同じです。それは真の父母様とその勝利を絶対信仰することで現実化します。そこまでの勝利を真の父母様はされたのです。
ですからあらゆる問題は内的には解決しているのです。この観点がとても重要です。この観点で生きれば心配は生まれません。平安と安らぎと希望しかありません。絶対善霊が協助しやすい精神状態です。
お母様が天心苑祈祷会で祈ればどんな願いも叶うといわれました。今回の韓国での問題も深刻な気持ちで祈りなさいと言われました。それは真の父母様がすべての問題を解決しすべての願いが叶うために蕩減条件を立て終わっているから言えることです。
真の父母様とその勝利圏を絶対信仰して天心苑で精誠を尽くせば、御父母様の勝利圏が現実化するのです。
天国は内的にはすでに出来上がっているのです。私たちの三大祝福は内的には既に完成しています。真の父母様は私たちの絶対信仰を待っておられます。これができれば私たちもお母様が願われる針になれると感じます。
12/9月曜日
今日もご参加くださりありがとうございます。
日々起きている状況をみ言で分析して判断することはとても大事だと思います。この世の評論家や情報をもとに食口に情報発信する方がいますが、ここにはみ言の観点はなく大きな副作用を持つ可能性があります。それを鵜呑みにして食口に拡散する方がいますが、それも大きな副作用を生みます。
現状を判断する場合に背骨となるみ言があります。そのうちの代表が次のみ言です。
この天地の大主宰者であられる神様をサタンも無視することができません。自分の業を実行するためには、必ず善の神様の決裁を受けたのちに行動をするのです。その悪なることで神様の理想世界を破綻させるのです。「宇宙の根本」第二章 人間創造と愛の理想の完成 五、生殖器を通して天国と地獄が分かれる
神様も先生のサインが出ているか、出ていないかを見てそれから決裁するはずです。先生のサインがあるかないかを見て、先生のサインがあれば「OK」、ない時は「ノー」と言われるのです。言葉は簡単ですが、そのようになる事がどれほど難しいかを考えてみて下さい。今後の世界、霊界は全て先生の手中で動くはずであり、この肉界はいずれ一つの谷間へ行くしかないという結論が出てきます。「人間の生と霊魂の世界」第三章 真の御父母様と霊界 一 真の御父母様の権限と使命 1.真の御父母様は肉体をつけられた神様
上記のみ言によれば神様がサタンと対峙しておられた時代でも、サタンは神様の裁可なくしては何もできなかったことが分かります。サタンも勝手な悪行をすることはできなかったのです。そして真の父母様が勝利された現在、神様がなされることは真の父母様と相談して真の父母様のサインが出ればそれを実行されるという公式です。皆様はこれを信じておられますか?
このみ言を見れば、今回の韓国の問題は神様と真の父母様が関与しておられることは明確です。問題はなぜそうされたのかということです。
基元節が成る以前から今に至るまで、問題は私たち食口です。真の父母様の勝利は完全に確立されました。基元節には子女である私たち食口の勝利が不可欠でしたが、できないのでお父様がその条件を埋めるために供え物になられました。そしてお父様を十字架の道を行かせた私たちの罪を背負ってお母様が侍墓三年路程を行かれました。
その路程を相続する意味が天心苑祈祷会にはあります。
祈りは信仰の中核です。絶対信仰する場です。子女である私たちの失敗は、真の父母様を人間的に見て過小評価してきたことです。また神様と真の父母様が万王の王であることを本当には信じていなかったことです。
真の父母様は私たちの不信仰を蕩減する条件はすべて立ててくださっています。それを絶対信仰することで私たちも蕩減を成し遂げることができます。
いま私たちは天苑宮入宮式に向かっています。これは私たちが絶対信仰できなかった縦的蕩減条件を横的に蕩減復帰する期間です。
その観点を抜きにして現状を見ることは余りにも平面的でありこの世的な見方です。こうしてみると今回の韓国の問題も日本で起きた問題も縦的なものとして見る必要があります。
私たちの縦的に積み重なった不信仰を横的に蕩減する摂理だったと見るべきではないでしょうか?
このような事件が起こると真の父母様が勝利されたのなら、なぜこのような事件が起きるのかと不信仰に陥る方がいます。これは余りに愚かなことです。
神様は私たちが絶対信仰で真の父母様を信じ切って蕩減する機会を与えるためにあえてなされたことなのです。日本の首相が命をなくされたのも、韓国の大統領が罷免されるかもしれない事態が起こっているのも人間世界だけを見ていては何も分かりません。真実はすべて私たちの不信仰を蕩減するために天がなされたことです。それほど私たちの存在は大きく、その信仰の勝利は大きな意味があるのです。
私たち食口が絶対信仰を成し遂げなければなりません。天心苑祈祷会は入宮式に向かっています。ゆるぎない絶対信仰と精誠を捧げましょう!
12/10 火曜日
今日も精誠のご参加ありがとうございました。
皆様の精誠の恩恵で、今日もとても大事な内容を与えられましたので、分かち合えたらと思います。私たちにとって一番重要なことは真の父母様の本当の価値を分かることだと思います。
天使長の蕩減と人類始祖の蕩減
私たちは原理講論で育ったので信仰生活に多大な影響を受けています。原理講論の緒論にある復帰摂理歴史と「私」の部分を知ってみ旨に燃えた方も多いと思います。
「私」という個性体はどこまでも復帰摂理歴史の所産である。したがって、「私」はこの歴史が要求する目的を成就しなければならない「私」なのである。それゆえに「私」は歴史の目的の中に立たなければならないし、また、そのようになるためには、復帰摂理歴史が長い期間を通じて、縦的に要求してきた蕩減条件を、「私」自身を中心として、横的に立てなければならない。そうすることによって、初めて「私」は復帰摂理歴史が望む結実体として立つことができるのである。
歴史的な縦的蕩減条件を私一代において横的蕩減復帰する使命があるという内容によって、自分の使命は何かと考えて祈り、天が私に願いし使命を全うするのが自分の人生だと思っている方も案外多いと思います。これは良い考えのように思えますが落とし穴に落ちる危険性があります。なぜなのでしょうか?
次のみ言をお読みください。
霊肉を中心として、サタン世界と天側の天使圏が戦って勝敗を競うというのが第二次大戦であったと見るのです。聖書から見れば、ハルマゲドン戦争なのです。「真の父母様の生涯路程」第一節 解放を前後した摂理的基台 一九四五・八・一五 前後 一 第二次世界大戦とキリスト教文化圏
復帰摂理の最後に現れた世界大戦とはサタン世界と神側の天使圏の戦いだとあります。つまり、原理講論の後編にある蕩減復帰摂理歴史はアダムとエバの罪の直接的な蕩減復帰ではないということです。アダムとエバが創造される前にあった善なる天使界が人類始祖の堕落によって失われたので、それを蕩減復帰して善なる天使界を取り戻すのが堕落人間の使命だったのです。すなわち、ノア、アブラハム、イサク、ヤコブ、モーセ、洗礼ヨハネなどの中心人物は肉体を付けた天使として善なる天使圏を復帰するのが使命だったのです。世界大戦で戦ったキリスト教国家の人々の犠牲も真の父母をお迎えするためにありました。
しかしこれらの中心人物、中心民族、中心世界の立てた蕩減条件は失われた善なる天使界の復帰のための蕩減条件でした。つまりアダムとエバの直接的な罪を蕩減復帰することとは関係がないのです。
アダムとエバの蕩減復帰ができるのは再臨のアダムとエバにしかできません。堕落人間には絶対に不可能です。私たちは堕落してアダムとエバの要素を受け継いで生まれました。この要素はアダムとエバの堕落そのものを蕩減しないとなくなりません。善なる天使界の宗教であるキリスト教、仏教、儒教、イスラム教、あるいはいかなる新興宗教でも決してできないのです。
アダムとエバが堕落したことそのものを直接蕩減復帰できなければ私たちが根本的に変わることはできません。私たちの持っている罪や堕落性はアダムとエバが堕落しなかったという立場に立てるような蕩減条件を立てない限り絶対になくなりません。真の父母様と他の宗教の創始者と決定的に違うのはこの部分です。
具体的に概観してみましょう。天使界の蕩減復帰をユダヤ教、キリスト教とリレーしてきて真の父母様にバトンを渡せたら、父母様が天使界の蕩減復帰の道を行く必要がなかったのです。しかし、韓国のキリスト教アベル教団と既成基督教団が真の父母様を不信したので、天使界の復帰からすべてやり直しになってしまったのです。
これが1946年に北に行かれてから1954年5月1日の統一教会の設立までの期間です。これは善なる天使界を復帰するためでした。この期間にお父様は僕の僕、僕、養子、庶子の段階を勝利されたので、1945年にあった実子の時点に戻ることができました。それから約7年間で実子の勝利者の立場に立たれたので真の父母様のご聖婚が行われたのです。
ここからが実子であるアダムとエバの蕩減復帰路程の始まりです。原理講論に書いてある善なる天使界の復帰とは全く違う世界です。
堕落はエバがサタンの妾になったことなので、エバの蕩減には妾が絶対に必要です。それが当時の食口が第一のお母様だと勘違いしていた聖進様の母である崔先吉女史や第二のお母様だと思っていた喜進様の母である金明熙女史です。お父様が妾と妾の子を持たないとエバの再臨であるお母様の蕩減復帰が始まらないのです。このようにアダムとエバの蕩減の道は想像を絶する苦難の道なのです。
先生のアダム完成の責任は、堕落のない解放された天宙的な愛の王の位置を復帰しなければならないということです。サタンの血統のすべてに責任をもつのです。恥ずかしさや自分の威信や体面が問題ではありません。自分が最も愛する生殖器を犬の糞の上にも突っ込まなければならないのです。千年、万年、そのような想像もできないことをしなくては、女性を生かすことはできません。
「宇宙の根本」第三章 人間堕落と復帰 一人間堕落の内的意味 1人間堕落は愛の事故だった
ここではアダムとエバの蕩減の道を歩まれた真の父母様の路程をすべて話すことはできませんが、2013年1月13日の基元節に至るまで、すべてがアダムとエバの堕落を蕩減復帰する道なのです。
神様は復帰摂理の苦難に耐えながら真の父母を求めてこられました。なぜそのように真の父母が大事なのか、私たちは分かっているようで分かっていませんでした。それは真の父母様だけが原因の原因を除去して堕落がなかった状態に戻せるからです。
真の父母様の勝利とはアダムとエバの堕落がなかったという蕩減条件を立てられ、囹圄の神様を本然の位置に戻されたことです。そしてその基台の上で、本来アダムとエバが完成したならなし遂げるはずだった神様と人類始祖の結婚を実現されたことです。これが基元節です。あの時の結婚式は単なる結婚式ではないのです。人間は神様と結婚することで直接主管圏に入ります。それでお父様とお母様は神様の実体なのです。私たちもそういう道を行くようになっています。これが分からず真の父母様を人間的に捉える食口がいまだに多くいるのはとても残念です。
私たちが復帰摂理の中心人物のような道を行くことだけでもとても困難です。ましてやアダムとエバの蕩減は不可能です。
私たちがすべきことは自分の力でそれらを蕩減復帰することではありません。
堕落の原因のすべてを蕩減復帰された真の父母様につながることです。それは真の父母様を絶対信仰し、絶対に愛し、絶対に服従することです。それが私たちの責任分担です。そうすることで私たちは堕落の痕跡が全くないまっさらな本然の姿に戻れるのです。この部分が分からないと自分なりの信仰生活になります。天心苑で毎日祈りなさいと言われるお母様の指示も人間的に捉えて無駄な時間を過ごすことになります。
真の父母様の勝利は驚くべきものです。真の父母様によらずしてはいかに頑張っても天国には行けないのです。真の父母様は余りにもありがたい存在です。それに気づかないうちは本当の復活はありません。本当の平安と安らぎと幸福もないのです。
12/12 木曜日
今日も精誠を捧げてくださりありがとうございます。
お疲れ様でした。天心苑祈祷会で与えられた内容を皆様と分かち合えたらと思います。
神様再降臨準備時代の最終期間
真の父母様が地上に現れてからが神様再降臨準備時代に入りました。そして今はその最終段階を迎えています。天心苑祈祷が御旨の中心に位置するこの時代はかつてなかった摂理時代です。様々な摂理があってその責任者と摂理機関があります。それに世界中に教会があります。その全ての摂理機関、教会、全教会員に対して天心苑祈祷会を生命視しなさいというお母様の指示が出されています。
天心苑祈祷時代はどういう時代なのか知る必要があると思います。
その意味が分からず、今まで通りの信仰生活をしている方々がたくさんおられます。そのため天心苑祈祷会に参加されない方もいまだにおられます。
天心苑祈祷会は天苑宮入宮式に向かっています。入宮式とは神様を地上に迎えるという天地開闢以来の摂理の中の摂理のことをさしています。この重要性について深く知る必要があるのです。
エデンの園では神様は人類始祖と共に地上におられました。しかし人類始祖の堕落によってエデンの園は地獄となりました。聖書には神様がアダムとエバを追い出されたとありますが、実際は追い出されたのは神様です。そして獄に入れられた神様になられました。囹圄の神様です。
その神様を完全に救い出されたのが真の父母様です。その記念すべき日が基元節です。しかし、神様は地上に降りて来られませんでした。それは足りないものがあるからです。
お父様は晩年よく泣かれました。そして私は食口を信じ過ぎた、もう一度やり直したいと言われました。御父母様は絶対信仰で私たちを信じて下さいましたが、私たちが真の父母様の姿からあまりに遠いという現実を突きつけられたのです。
それで私たちの不信仰を背負われて苦難の聖和の道を行かれました。
本来ならお父様を十字架につけた私たちは、イエス様の十字架の後のキリスト教徒のように悲惨な十字架の道を行く運命だったのです。それを一身に背負われたのがお母様の侍墓路程なので、それだけでも私たちはお母様に一生を捧げるだけの恩を受けているのです。その侍墓路程を相続して神様を地上に迎えるのに相応しい私たちになる恩恵として与えられたのが天心苑祈祷会です。ですから天心苑祈祷会に勝る精誠はないのです。
私たちが真の父母様に似姿になる道は真の父母様の勝利圏を相続する事です。
今日の苑長の御言にあった慕わしさの修行がその方法です。天心苑祈祷会でアボジ、オモニと叫ぶのは慕わしさの修行だからです。
慕わしさとは愛する心情です。真の父母様に対する慕わしさがある基準を越えた姿をお母様は針だと言われました。針とは真の父母様に似た者の事です。天の父母様を地上にお迎えする基台を作る事以上の摂理はありません。それにはどんな活動よりも優先すべきことは真の父母様を慕って針になることです。
御父母の勝利のために天使長として基台を整えるのが一世の歩んだ道でした。それこそが天への貢献だという先入観が大きい一世は、純粋になれず自分なりにやってしまいがちです。
神様再降臨時代の最後を飾る今、霊性修練会の2世のように真の父母様に心を占領される事が必要です。天心苑祈祷会こそ天の父母様を迎える基台です。天心苑祈祷会こそ摂理の中の摂理なのです。
真の父母様を慕うことで相続がなされます。勝利圏が相続されるのです。
是非針になろうではありませんか。
12/13 金曜日
今週も精誠を捧げてくださりありがとうございました。
復帰は蕩減を通じて成されます。ですから蕩減復帰というのです。それゆえ、蕩減と復帰は切り離すことができないのです。「罪と蕩減復帰」第四章 蕩減路程と私達の生活 一 復帰の道は人が当然行くべき道 2.蕩減の道を行かなければならない理由
復帰は蕩減復帰以外にないという原理を心に刻み付ける必要があります。それは当たり前だといわれるかもしれませんが、私たちは知らないうちにこの世的な思考に陥っている場合が多々あるので注意が必要だと感じます。政治的、経済的、マスコミ啓蒙、教育、文化活動などによって天国ができると考えるのは正しくありません。それらは必要なことですが、蕩減復帰という前提がないと主管性転倒になりサタンの罠に落ちることになります。
何故、神様が独り子と独り娘を送るためにかくも苦労されたのでしょうか?罪なき男性と女性がいないと天国が始まらないからというのは答えとしては不十分です。正しくは人類の罪の蕩減復帰は真の父母しかできないからです。
堕落して人間を復帰するには蕩減復帰以外の方法がありません。この部分が私たちは分かっているようで分かっていませんでした。
人間は堕落することで天使長に子女になりました。堕落人間というのは人間ではないというのが堕落論の結論です。肉体を付けた天使です。創造原理にはない存在です。悲しいといえばこれほど悲しい事実はありません。これが分からないと堕落論が分かったとは言えません。
肉体を付けた天使である堕落人間はいくら信仰的で神様を愛しても全人類の蕩減復帰はできません。それどころか自分の罪の蕩減もできません。堕落人間にできる最大のことはメシヤのための基台を作ることです。罪の蕩減そのものはできません。
独り子と独り娘は真の父母となって全人類の罪を蕩減復帰して本然に戻すために来られます。正確に言えば真の父母になる前の蕩減路程と真の父母になってからの蕩減路程があります。これらすべてを勝利されたので、私たちは勝利された天地人真の父母様と呼ぶのです。
真の父母様の勝利の重要な里程標の一つが1989年8月31日の八定式です。
これは僕の僕、僕、養子、庶子、実子、母、父、神様に至る八段階を天宙次元で勝利されたと宣布された日です。天宙次元とは霊人を含めた全人類がそこに含まれることを意味します。
私たちがよく知っている興南路程を例に挙げることができます。興南路程は僕の僕、僕の蕩減路程です。その道は個人路程だけではありません。全人類が歩んだという条件を立てるための路程だったのです。つまり興南路程を勝利されることで全人類の僕の僕、僕の蕩減が成し遂げられたことを意味します。これは真の父母様を信じた人にその恩恵が現れます。興南路程を私たちも歩んで勝利したことになるのです。堕落人間は個人次元でさえも神様を握りしめて興南路程を勝利するのは困難です。まして全人類の分も引き受けて歩める人はだれもいません。これが真の父母が必要な理由です。
1960年に真の父母が誕生してからはお母様も共に歩まれました。その路程のすべてが個人、家庭次元ではありません。全人類が歩んだという条件を立てる道です。これで人類始祖の堕落から始まった全人類の罪のすべて蕩減復帰が終わったのが2013年の基元節です。
真の父母様は完全な蕩減復帰を勝利されましたが、その勝利が現れるためには、子女である私たちが真の父母様を絶対信仰する条件が必要です。それがないと真の父母様の勝利の恩恵が自分や自分の家庭に現れません。勝利圏に連結しないと真の父母様が作られた高速道路を通れません。砂利道、泥道を行くことになります。
日本の迫害問題や韓国の政局の混乱に対して、お母様はどのように解決されるのだろうかと思っている食口も多くいると思います。お母様がこれらのことに手を打たれないのでもどかしく思っている方もいるかもしれません。私たちが分かっていなかったのは、これらの問題は私たちが真の父母様の一つになれなかったので起こってきたということです。ですから問題は外にあるのではないのです。
日本の反対勢力である共産主義者、マスコミ、それに扇動された世論が問題ではないのです。韓国の左翼勢力が問題ではないのです。
ですから解決策は、信教の自由を世間に訴えたり、左翼勢力と戦ったり啓蒙したりすることではありません。もちろんそれが不必要だと言っているのではありません。真の父母様と一つになれなかった私たちにすべての原因があることをしっかり捉えて悔い改めることから始めないと問題は全く解決しません。
次のみ言をご覧ください。
彼らが私に反対するのは、反対したくてそうするのではありません。反対しなければ蕩減復帰は成立しません。天がすべてさせているという事実を知って、皆さんは感謝しなければなりません。感謝していけば、結局は私が考えもしなかった世界に行くことになり、私に反対していた世界は考えもしなかった結果の世界に落ちてしまうということです。それゆえ、天に侍っていく人の生涯は感謝しなければならないということです。
「罪と蕩減復帰」第四章 蕩減復帰と私たちの生活 六 信仰は蕩減法を守っていくこと 1.信仰と蕩減
反対勢力は私たちに蕩減条件を立てさせるために行っているのです。そして私たちは真の父母様と一つになっていないことに気付かせるのが、反対勢力が現れる理由です。ですから私たちがそれに気づき悔い改め感謝すれば彼らの救いの道も開けるのです。
真の父母様は全人類が完成するのに必要なすべての蕩減条件を立てられました。それは完全に終わっているのです。真の父母様がそれでも精誠を尽くされるのは私たちの道をよりたやすくするためです。
私たちの責任分担は真の父母様を絶対信仰、絶対愛、絶対服従することです。
自分で蕩減条件を立てることではありません。真の父母様を愛して勝利圏を相続することが私たちの責任分担です。
それを教育する場が天心苑祈祷会です。天心苑祈祷会で祈れば奇跡が起きるのは真の父母様がすべての蕩減条件を支払われた勝利圏がその人に連結された現実化、形状化するからです。
私たちも真の父母様と真の父母様の勝利を心の底から信じているかが問題なのです。この部分をしっかり見つめる必要があるのです。
無償で高速道路を走れるのに、わざわざほこりが舞い上がる砂利道やぬかるみだらけの道を走る人はいないはずなのですが、実際はそうでない人も多いようです。
素直に高速道路を走りましょう!
真の父母様は個人から天宙、過去から現在のすべての問題を解決し本然に戻すための蕩減条件を立てられました。それが勝利された天地人真の父母様という言葉の意味です。
私たちの責任分担はそれを模倣することではありません。真の父母様のミニ路程を行くことではありません。そんなことはたとえミニでも不可能です。
私たちは真の父母様の子女なのでその勝利圏の相続を受けることができます。相続は愛が連結したときになされます。真の父母様は私たちを絶対的に愛しておられます。あとは私たちが真の父母様を絶対的に愛すれば勝利圏は完全に相続されます。真の父母様が血を汗と涙で歩まれ勝ち取られた道を私たちも同様に歩んだことにしてくださるのです。ですから私たちに責任分担は真の父母様を絶対に信じ、愛し、服従することだけです。これが絶対的な中心です。これ以外のことは周辺です。
神様が地上に来られるときに一番すべきことは真の父母様と一つになることです。その場が天心苑祈祷会です。