天心苑と重生の時代
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私が神様との一問一答と神様の指示を頂いて個人として発信しているものです。
天の父母様聖会の会員のみを対象にした内容です。
内容と文章についてはすべて私の責任です。教会で認定された公式見解ではないことを理解したうえでお読みください。
天苑宮 入宮式に貢献した食口の精誠と神様の完全解放
2025.4.12
<序>
2023年5月7日、天苑宮本館前広場で「天苑宮奉献式」が開催されました。本来ならこの時に入宮式も同時に行われるはずでした。それが、明日2025年4月13日入宮式が行われます。なぜ2023年にはできなくて今回実現できたのでしょうか?
これはどのような心情で入宮式を迎えたら良いのかについて極めて重要な内容です。私自身もっと早く気付くべきでしたが時が来てしまいました。
この問題の答えを知るためには、お父様の聖和の原因から始まり、その後のお母様の道、そして私たちの歩んだ道について概観する必要があります。明日を感動的に迎えるためにも是非お付き合いください。
真の父母様は2009年1月に3回(1日、15日、31日)に渡って「万王の王神様解放圏戴冠式」を挙行されました。これについてのみ言、「平和のメッセージ17」には次のように記されています。詳しくは
https://ffwpu.family/peacemessages/peacemessages17
をご覧ください。ここでは重要な箇所だけを抜粋してみます。
・・・・・一九六〇年陰暦三月十六日、私たち夫婦は、聖婚式を通して天から印を受け、人類の真の父母、真の師、真の王の険しい復帰摂理路程を出発したのです。それから五十年、神様を完全に解放・釈放してさしあげ、万王の王としてお迎えするまで、私たち夫婦が歩んできた蕩減復帰摂理の路程のすべてを、どうすれば筆舌によって説明できるでしょうか。はるかのちに歴史家たちが証明し、記録することになるでしょう。・・・・・
もうこれ以上、実体の神様として役事なさる真の父母様と無形の神様を区別する必要のない地上・天上天国が、実体的に皆様の目の前に広がる新しい時代圏が開かれつつあるのです。・・・・
・・・・御自身が万王の王として登極(即位)し、失ってしまった子女たちと万物を再び抱き、千年、万年、太平聖代の平和王国を享受して暮らすことのできるその日を、首を長くして待ちわびてこられたのです。
皆様、神様は、創造摂理以前から万王の王であられました。しかし、被造万物の創造以降は、実体をまとわれ、愛の対象圏であるこの現象世界を治める実体万王の王として顕現されなければならない天道が残されていたのです。それで、神様は真の愛を中心として、御自身の代身者であり相続者である地上実体世界の真の父母を求めてこられました。・・・・・
きょう、皆様は、誠に貴い天福を受けられました。万王の王が経綸する摂理的歴史の出征式に参加していらっしゃいます。歴史的な大転換期の渦を直接目撃していらっしゃいます。縦的万王の王であられる神様の実体として万有を統治する横的万王の王、真の父母様の戴冠式と金婚式、そして自叙伝祝賀式に招待されました。これ以上に貴く、歴史的な瞬間が、いつまた訪れるでしょうか。天宙に数千億を超える皆様の先祖たちと子孫たちも、この時間、喜びと歓喜に満ちあふれ、地軸が揺さぶられるほど歓呼の声を上げ、踊りを踊って暮らしていらっしゃることでしょう。以上「平和のメッセージ17」から抜粋
また、2011年から宣布が始まった真の父母様の最後のみ言というべき「天地人真の父母定着実体み言宣布」の次のみ言を加えると更に明確になります。
「人間始祖の堕落によって引き起こされた夜の神様、昼の神様、万王の王、そして真の父母、このように四代代表王たちの歴史的な葛藤と闘争も、ついに天地人真の父母様によって完全に解決されました。」
これらのみ言を見ると復帰摂理は完全に完了したかのように感じます。
しかし実際はどうだったでしょうか。
晩年、お父様は、神様はルーシェルを信じすぎた、私も弟子たちを信じすぎた、もう一度やり直したい、と何度も言われて泣かれたのです。
そして聖和の道に行かれました。
どこに問題があったのでしょうか。
それは次のみ言を見ると分かります。
統一教会で最も重要な言葉は、天宙父母、天地父母、天地人父母です。神様の理想は、天宙父母になることでもなく、天地父母になることでもなく、天地人父母になることです。それが神様の創造理想であり、願いでした。第二篇 真の父母 第五章 天地人真の父母と勝利圏相続 第一節 天地人真の父母6 2003.10.25
天地人父母の資格を取らなければ、天国に入ることができません。無形の父母である神様、実体の父母であるアダム、エバ、実体のアダムの息子、娘を祝福した第三創造主の立場が天地人父母です。・・・・・
天宙父母、その次には天地父母、その次には天地人父母です。ここで初めて、神様も人になるのです。完全な男性と女性を中心として愛に定着するとき、天地人父母です。第二篇 真の父母 第五章 天地人真の父母と勝利圏相続 第一節 天地人真の父母15 2003.12.25
「無形の父母である神様、実体の父母であるアダム、エバ、実体のアダムの息子、娘を祝福した第三創造主の立場が天地人父母です。」とありますように
天の父母様と真の父母様の勝利だけでは復帰摂理は完結しないのです。
神様と真の父母様の子女である人間、特に食口、祝福家庭を祝福しなければ勝利したとは言えないのです。
その実現のためには子女である私たち食口、祝福家庭が真の父母様の勝利を相続したという条件が必要です。その以前の摂理路程において真の父母様のみ言を完全に信じないで自分なりに受け取ることが当たり前のようになっていました。それを総蕩減して私たちが摂理の総決算である基元節に同参できる条件は次の通りでした。
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天地人真の父母定着実体み言天宙大会のみ言の中にある
真の父母様の特別指示
(ワシントン・ニューヨークに来ているアベルUN 圏194か国、カインUN 圏193か国、計387 名の大使と分捧王、および平和大使と各国家の大統領と国家要員全体と天宙の前にお伝えいたします)
新世界平和のための新宗族的メシヤ世界連合創設
1. 黄善祚 UPF 韓国会長を中心として、氏族的メシヤ圏と第1、第2第3 イスラエル圏の昇華式を2010 年10 月から12 月31 日までに終えて、祝福三日行事と蕩減棒式も完了するのであり、そこには、韓国が神様の祖国と故郷であり、真の父母様の国であるために、韓国の全国民を参与させなければなりません。
2. 分捧王と平和大使の責任を受けた人たちは、全世界的に霊界-肉界の祝福式を同時にD-Day までに完了しなければなりません。
3. 真の父母様を中心として、アダム・エバから、文氏氏族、分捧王と平和大使たち、各国の大統領と国会指導者たちを包括させて、本然の血統圏の先祖たちと天の血族親族になる祝福を受けた人々が、全体・全般・全権・全能の一体圏を完成しなければなりません。
4. 今から60年前の10月14日、その日を起点として、蕩減復帰される60年後の天一国10年天暦10月14日、15日、16日の3日間に真の父母様の宣布記録に一致した、真の父母様のD-Dayの宣布期間を最終段階として、全体・完成・完結・完了する宣布大会が、10月17日であるのです。
5. 今回「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」であるワシントン・ニューヨーク大会とフーバーダム・ラスベガス大会、そして、神様の祖国と故郷になるソウル・韓国大会は、摂理の最終的な完成・完結・完了を意味する真の父母様の宣布内容です。この使命は、真の父母様が決定した1年8か月余りを残す、D-Dayまでに完了しなければなりません。
6. そうして真の父母様が誕生した韓国が神様の祖国と故郷として、完成・完結・完了されるのです。神様の祖国と故郷である韓国(南北)政府を代表する李明博大統領を中心として、カイン圏UNとアベル圏UNの大統領格であるジョージ・ブッシュ前米国大統領とオバマ大統領、G20 に参席した全ての大統領たちと国民が、ひとつになって、この大会の成功のために真の父母様の天命に従って、完成・完結・完了的勝利を奉献しなければなりません。万が一、参席できない者たちは、真の父母様が代身選出して、完成させるでしょう。
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このみ言を実現するには韓国の全国民の完全復帰、G20の首脳およびその国民が真の父母様を受け入れる必要があります。あまりに高いハードルです。この困難さゆえにお父様は、弟子を信じすぎた、もう一度やり直したいと泣かれたのです。
実際、この指示事項は実現できませんでした。
それで基元節は食口、祝福家庭の勝利が未完遂のまま迎えることになったのです。その蕩減条件のためお父様の聖和があったのです。
<本論>
さて、ここまではホームページで既に述べています。
ここからが今回の本論です。
基元節において神様と真の父母様のご聖婚は実現しましたが、神様と真の父母様の子女への祝福つまり勝利圏の相続は持ち越しになったのです。
これは今回の入宮式の期間まで延長して成し遂げる課題として残されました。
お母様は、お父様の聖和後すぐに侍墓3年路程をもってその実現に取り掛かられました。本来ならイエス様を十字架につけた弟子たちや信徒たちが十字架の殉教路程を行ったように悲惨の路程が待っているはずでした。しかしそれを引き受けられたのがお母様の侍墓3年路程でした。
そして基元節までに子女がなすべきだったことをお母様が先頭切ってなしていかれました。7教団、7か国、大陸復帰を2020年までに成し遂げられました。
ここまではほとんど真のお母様がなされたと言ってもよい内容でした。
このように、お父様の聖和とお母様の勝利によって食口はもう一度スタートラインに立つことができるようになったと見ることができると思います。それと同時に天心苑祈祷会の指示がお母様から下されました。
もともと子女たちが御父母様のみ言をいつも軽視して自分なりに判断し心から御父母様に従ってこなかったことが問題だったのです。
そこで子女たちの勝利のためにお母様が与えてくださったのが天心苑徹夜精誠と呼名祈祷だったのです。これは外的に何か成し遂げなさいという内容ではなく、祈祷会に参加してひたすら熱心に祈りなさいというものだったのです。
これは普通の食事だと食べられない幼児に与える離乳食のような内容でした。すべてお母様の精誠によってなされたものです。
<天の父母様の立場から見た入宮式に至る道>
天の父母様から見た入宮式という観点は最も重要だと思います。
天の父母様が子女の前に姿を現される時、父母の心情としてはどうなのでしょうか。次のみ言をご覧ください。
神様は、栄光をもって出現される存在です。人間の喜びが神様の喜びであり、神様の喜びが人間の喜びになることが創造理念なのですが、その理念は行き場を失い、神様は凄惨な姿になりました。人間の前に現れる神様の姿は、栄光の姿ではありません。どのような凄惨な個人や民族とも比較できないほど、凄惨な立場にある神様です。
本来、神様は栄光の姿でしたが、人間が堕落した その日から、その反対の姿でいらっしゃるようになったのです。神様はあらゆるものを子女である人間に任せることができ、人間はあらゆるものを父なる神様に任せることができるというのが、神様と人間の相互の立場でしたが、そのようにすることができなくなりました。凄惨な姿で子女たちの前に現れるしかない父母の心情が、どれほど苦しいでしょうか。しかし、自分の苦痛と事情を告げたいと思わず、無限に骨を折られる悲しい姿を見せたくないと思われる神様です。
第一篇 神様 第四章 解放してさしあげるべき神様 第一節 神様の恨と復帰摂理4
神様は堕落した人間に対して真の愛を貫いてこられました。しかし、それは自然の真の愛とは程遠いものでした。愛する子女が見る影もなく悲惨な姿になっているのを見て悲しみがこみあげるお姿です。そしていかに本然の子女に戻してあげることができるか苦労に苦労を重ね身もだえるお姿でした。これは悲しみながら苦労に苦労を重ねる神様です。
この姿ではなく本然の自然なお姿で人間の前に現れたい神様です。
それをよくご存じの真の父母様は、いかに神様の苦しみを徹底してなくして差し上げるかをいつも考えておられたのです。月を見て泣いておられたお母様はお父様を懐かしむだけではなく、神様のまだ残っている悲しみをどうしたらよいかと泣いておられたのです。
この天の父母様の最後の悲しみの涙をぬぐって差し上げたいという思いの独り娘、真のお母様でした。孝行娘の中の孝行娘がお母様なのです。
それでお母様が用意されたのが天心苑祈祷会であり呼名祈祷でした。
お母様は食口に対して、願いが叶うためにインディアン精神で行いなさいと言われましたが、お母様の本当の目標点は神様の涙が消える地点だったのです。神様の涙の主要原因はアダムとエバの堕落でした。それは真の父母様が完全に開放されました。残るはアダムとエバの子孫が原因の神様の涙です。
神様の涙が完全に消えて本然の神様のお姿を取り戻してあげるのが、本当の天心苑祈祷会と呼名祈祷の目的だったのです。
このミッション達成のためには子女である私たちの絶え間ない天心苑祈祷会への参加がなくてはできなかったのです。
天の父母様の最後の涙が乾かなければ、天の父母様が天苑宮天一聖殿に入宮できなかったのです。それで奉献式の後の入宮式が延長されたのです。
この期間において天心苑祈祷会に参加して祈り、更に呼名祈祷していた食口の方々は余りにも天宙史的な貢献をされたことになります。永遠に誇れる内容を持てたことは何と素晴らしいことでしょうか。皆様の精誠の一つ一つが天の父母様の涙を乾かしていったです。人類が神様の懐に戻ってくるという希望が膨らんでいったのです。それによって笑顔の神様が戻ってきたのです。これは神様でも自分の力だけではできないことなのです。神様でも愛には全能ではないのです。
神様は絶対的であり、また全知全能で遍在する神様ですが、神様も愛だけは思いどおりにできないのです。神様も愛の支配を受けます。それでは神様は何ですか。神様は全知全能ではないのではないでしょうか。「神様、あなたは全能ではないのではありませんか」と言えば、「私は全能だが、愛には全能ではない」と言われるのです。 「真の神様」 第一章 五 法度の中での全知全能である 2.愛のみが絶対基準である
2025年4月13日の入宮式の神様は涙のない本然の笑顔の神様です。私たちの精誠がいくら微々たるものであったとしても、それがなければ笑顔を取り戻すことができない天の父母様です。天心苑祈祷会に参加された日々、皆様も厳しいことも多々あったと思います。しかしそれでも精誠を尽くされたことが実ったのです。
ついに天の父母様が子女の前に姿を現されます。
そして黙示録21章にあるように人類の涙をぬぐってくださる役事が始まるのです。
わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。
また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。
また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである。黙示録21章1-4