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真の父母様と一体となることで私達のすべての罪の清算される

お母様はご自身のことを独生女だと何度も述べておられます。

これは余りにも当たり前の基本です。しかし、お母様が何度も言われるのは私たちがその基本を良く分かっていないからです。

真の父母様の本当の姿についてお母様が述べておられるみ言があります。


真のお父様は夜の神様の実体として肉界に再臨され、昼の神様の実体として地上摂理を引き継ぐ真のお母様と一心・一体・一和・一念の境地で、摂理を経綸されるようになるでしょう。2012.9.17 お母様の講演文


お父様は夜の神様の実体、お母様は昼の神様の実体なのです。また、お父様は無形の独生子の実体であり、お母様は無形の独生女の実体です。

これは真の父母様だけの特権ではありません。祝福家庭の男性は完成すれば夜の神様の実体であり、祝福家庭の女性は完成すれば昼の神様の実体です。また、祝福家庭の男性は完成すれば無形の独生子の実体であり、祝福家庭の女性は完成すれば無形の独生女の実体です。


それでは真の父母様と私達祝福家庭とはどこが違うのでしょうか?

これには堕落の本質を知る必要があります。

イエス様はあちこちで人々の罪を赦していかれました。罪を赦すことで全てが成し遂げられるならその時に天国が来たはずです。しかしニコデモに対して罪が許されれば天国に入れるとは言われませんでした。そして「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」と言われました。なぜ新しく生まれる必要があるのかキリスト教徒だけでなく私達も良く分かっていませんでした。

堕落するという原罪が天法に違反することだけで済んでいたなら復帰摂理は簡単に終わったのです。堕落によって起こったことは、人間が人間ではなくなったというあまりにも悲惨な事実です。堕落人間とは何者なのでしょう?


男性と女性が結婚すれば子女が生まれます。これは神様の人間創造の御業を相続する恩恵です。このとき、人間を創造する創造力が生まれています。人間はサタンと結婚したのでとんでもないことが起こりました。アダムとエバは未完成だったのでサタンの似姿に再創造されました。


人間において、生理学的に神経と血管が最も集中しているのが生殖器です。それゆえに、自分と同じ者を再創造することができる器官になるのです。最も苦労してつくったものです。そうですか、そうではありませんか。それが肥おけになってしまっているのです。宇宙の根本 第二章 人間創造と愛の理想完成 二 生殖器は三大本宮、天の至聖所 2.神様の創造目的を完成させる器


生殖器は自分と同じものを再創造する器官だとあります。

サタンの生殖器がサタンと同じものを作ったのが堕落人間です。


堕落することにより、アダムの体が天使長の体になりました。二つの体をもったというのです。十六歳の時に堕落することにより、蛇の体、天使長の体をもって人類を繁殖しました。すべて蛇の子です。天総官 文興進様 第二章 興進様の昇華と「愛勝日」宣布 1999.11.12


皆さんの体は、サタンの血を受けました。原理を聞いて観念的に知っているのであって、この体が神様の怨讐であり、人類の怨讐であり、歴史の怨讐であり、天理の逆賊となる、その逆賊の血が入ってきて渦巻いていることを本当に感じているかというのです。この目は、サタンの目です。口も、手も、足も、体すべてがサタンのものです。第二編 真の父母 第三章 真の父母と重生 第一節 重生と復帰の道8 1974.6.2


私達は祝福によってサタンとは一切関係なくなりました。しかし、祝福によって原罪はなくなっても遺伝罪、連帯罪、自犯罪は残るのでこれは自分の責任でなすべきものだ、これが成し遂げられれば完成できる、と思っている食口がたくさんおられます。1999年にサタンは屈服しました。もし人類の遺伝罪、連帯罪、自犯罪を真の父母様が清算されていないとすればサタンは屈服したでしょうか。

確かに遺伝罪や連帯罪、自犯罪が残っているはっきり述べておられる16万女性修練会での次のみ言があります。


自分の十字架は、各自が蕩減があるのです。先祖が違うと同じようにです。それは歴史的連帯罪とか、自分の直接つくった罪とか、歴史的罪があるのだから、みんなそのレベルが違うことによって蕩減量が違ってきます。分かりましたか? 分かりましたか? (はい)。それを総合的に摂理総決算するには、一六〇軒を早くすることによって、総決算になります。分かりましたか? (はい)

訪韓修練会御言集 十六万女性修練会 真の父母と重生1993年12月20日 韓国・済州研修院


一方それとは真逆のみ言があります。

私たちは、サタンの血統を受けたので、これを取り消す式をしなければなりません。その式が聖酒式です。私たちがサタン世界の血統の跡を残していては、神様のみ前で祝福を受けるということが、原理的な観点で絶対に不可能です。ですから、サタン世界から受け継いだすべての血統、それから今までのすべての罪を清算しなければなりません。罪の中には遺伝的な罪、歴史的な罪、個人的な罪などたくさんありますが、そのすべての罪が清算される条件になるのが聖酒式です。

・・・・・この一杯の聖酒を飲むことは何でもないようですが、そうではありません。皆さんが信じて飲む日には、そのような勝利的条件の基盤の上に立って、サタン世界の血統を切り、皆さんの先祖たちが犯した罪、先祖たちと結ばれたすべての縁故を切るというのです。 第五編 真の家庭 第二章 第三節 祝福結婚を通じた重生16 522P  1981.5.10


この二つの相反するみ言をどう整理したらよいのでしょうか?

相反するみ言がある場合についての解釈は、メシヤ論の十字架に対する預言の両面にあるようにあるように人間の責任分担を成し遂げることができるか否かに関係しています。上記のみ言にあるように聖酒を信じて飲めば、原罪のみならず、遺伝罪、連帯罪、自犯罪も消えるというのが真実です。それでは16万女性修練会のみ言はどう解釈するのでしょうか。これは聖酒式によって原罪のみが清算されると信じている食口に向けて語られたみ言です。

祝福を受けても遺伝罪、連帯罪、自犯罪は残ると思っている食口にとっては、原罪のみならず全ての罪が清算されるという真の父母様の勝利の恩恵を信じていないことになるので遺伝罪、連帯罪、自犯罪が残っているのと同じ現象が起こるからです。


「それを総合的に摂理総決算するには、一六〇軒を早くすることによって、総決算になります。」と言われたのは、多くの食口が罪の清算が終われば完成できると信じているので、そこには何も言われず、氏族メシヤに専心すればすべてが罪の清算も成就すると言われたのです。氏族メシヤの勝利の条件は、今は天寶登載の条件として整理されていますが、天寶登載は私たちが成し遂げるべき責任分担の総決算なので、罪の問題にとらわれず、天寶登載の前段階である氏族メシヤ活動に専心しなさいという意味だったのです。


それでは、すべての罪が完全に清算されるにはどうすれば良いのでしょうか?

それで、出発する時、血統転換式をします。それを、自分の生命よりもっと信じなければならないのです。統一教会の一つの礼式だといって、ただ一般の宗教儀式として考えてはいけないのです。これは、死んだ立場から回生させる注射の薬と同じです。解毒注射です。地上生活と霊界 第一章 有形、無形世界での人間の存在 9出生の基準と生涯の基準 ①過った出生の基準


それは真の父母様の罪の清算の勝利圏を自分の命を懸けて信じることで完全に清算されるのです。反対に、自分の命以上に信じなければ罪の清算の恩恵は現れないことが起こります。




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